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トップページ > その他 > ブログ > 2018.06.17金ペンと鉄ペンについての個人的見解
万年筆のペン先には金製のものとステンレス製のものがあり、一般的に金製のものを金ペン、ステンレス製のものやスチール製のものを鉄ペンと呼んだりします。 さて、このペン先の素材が違うことによってどんな違いがあるのでしょう。 よく言われているのが、書き味が金ペンは柔らかくて、鉄ペンは硬いというものですが私個人的にはこれは正しくないと考えています。 なぜならペン先の柔らかさはそのペン先の形状によるものの方が大きいからです。 ペン先の厚みが厚いほど、ペン先のRが小さいほど硬くなり、またペン先の長さが短いほどRの影響が出にくいため硬くなります。 もちろん全く同じ形状の金ペン先と鉄ペン先を比べると金ペン先のほうが柔らかいのですが。 では金ペン、鉄ペンの違いは何かというと耐酸性です。 現在では改良が進んでいるため一部のインクを除いてそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、昔のインクは酸性が強くインクによるペン先の腐食が懸念材料でした。 そこで耐酸性に優れた金の方がペン先の耐久度が高くなるのでよく使われていました。 ですが上でも書いたとおり現在のインクは改良が進んでいるため、酸性も昔のものほど強くありません。 ちゃんと正しくメンテナンスをしてあげれば鉄ペンでも長く使っていただけます。 あとはやっぱり金ペンは金なだけあって高級感があります。実際に高いですし。 ですので万年筆を選ぶ際はペン先の素材を気にして選ぶより、全体のデザインや、実際の書き味で選ぶことをおすすめします。
万年筆のペン先には金製のものとステンレス製のものがあり、一般的に金製のものを金ペン、ステンレス製のものやスチール製のものを鉄ペンと呼んだりします。
よく言われているのが、書き味が金ペンは柔らかくて、鉄ペンは硬いというものですが私個人的にはこれは正しくないと考えています。
では金ペン、鉄ペンの違いは何かというと耐酸性です。
さて、このペン先の素材が違うことによってどんな違いがあるのでしょう。
なぜならペン先の柔らかさはそのペン先の形状によるものの方が大きいからです。
ペン先の厚みが厚いほど、ペン先のRが小さいほど硬くなり、またペン先の長さが短いほどRの影響が出にくいため硬くなります。
もちろん全く同じ形状の金ペン先と鉄ペン先を比べると金ペン先のほうが柔らかいのですが。
現在では改良が進んでいるため一部のインクを除いてそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、昔のインクは酸性が強くインクによるペン先の腐食が懸念材料でした。
そこで耐酸性に優れた金の方がペン先の耐久度が高くなるのでよく使われていました。
ですが上でも書いたとおり現在のインクは改良が進んでいるため、酸性も昔のものほど強くありません。
ちゃんと正しくメンテナンスをしてあげれば鉄ペンでも長く使っていただけます。
あとはやっぱり金ペンは金なだけあって高級感があります。実際に高いですし。
ですので万年筆を選ぶ際はペン先の素材を気にして選ぶより、全体のデザインや、実際の書き味で選ぶことをおすすめします。